ベスト台湾料理10選

1。担仔麺

red ramen

(エビそぼろ肉入り麺)(繁体字表記で、擔仔麵)

台湾の代表的な麺料理であり、発祥は台南です。かつおぶし、豚骨、大量の海老の頭の煮汁で構成されたスープには、麺は台湾で油麺と呼ばれる黄色がかった麺を採用しています。トッピングとして、揚げ赤ニンニク、豚のそぼろ、小海老、ニラなどが入っています。さっぱりとしていて、食が進みやすく、器がどんぶりと茶碗の平均ほどの大きさである事も、このメニューの個性です。この担仔麺は、台南を拠点とする「度小月」という店が、元祖として知名度が高いです。辛い四川料理の「担々麺」とは全く異なりますよー。

2。炒米粉

チャーハン

炒めビーフン

台湾においては、埔里産と新竹産が広く知られています。漢字表記が「米粉」であるように、ビーフンは、精米を行い水に浸したうるち米を挽いて、濾過を行い集めたでんぷんに、水や熱を加えつつ練って、生成した生地のライスヌードルです。作るのにかかる時間と苦労は、相当のものです。埔里産は、細くてしなやかであるせいか、麺そのものにもよく味がしみこんでいます。一方、新竹産は麺が切れづらく、コシも強いので麺そのものを味わう、という感じです。

出店のビーフンは、もっと細くて切れやすく、食感はふわっとしていました。もやし、ネギ、人参、玉ねぎ、干し海老、干し椎茸、豚肉の細切りなどが含まれていて、台湾で食べると、特別美味しいと思えるメニューですよね!

3。魯肉飯

豚肉煮込みかけご飯

出店でも、どんな場所でも楽しめる台湾家庭料理の王様。魯肉は、豚肉の白身や赤みを小さく切って、砂糖と醤油、店舗によっては漢方や八角などの秘伝のスープを入れ、時間をかけてコトコト煮込んだものです。これを炊き立ての白米にのっけて、召し上がれー!

店舗毎に、自信のたれがあるので、比較しようと夜中についついハシゴしてしまうメニュー。

ビギナーには、寧夏夜市に店を構える「鬍鬚張魯肉飯」がぴったりだと思います。

4。花枝丸

揚げイカ団子

長い時間を使ってすり潰して、ペースト状態になったイカを丸めて揚げました。サイズや味わいは、店舗によりけりです。五香粉がミックスされた塩胡椒に、少しつけて食べるのですが、そのままでもイカの甘い味がして、大変美味です。

ナビの一押しは、台湾料理「青葉」の作るイカ団子です。味わい、弾力、サイズ、どれを取っても他に右に出るものはないと思います。作り立ては、注意して食べないと、口内を火傷するかもしれませんよー。

5。菜脯蛋

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焼き卵の切り干し大根入り

台湾家庭料理で、お決まりかつ必須の献立です。家庭で作る時には、まず中華鍋に油をたっぷりひいて、台湾の切り干し大根を炒めます。香りが漂ってきたタイミングで、大根を取り出し、溶き卵に加えて、よく混ぜます。そして再び中華鍋に入れます。焦げ目が少しつていきたら、ひっくり返して完成。溶き卵に少しだけ水を入れ、迅速に多くの回数かき混ぜる事が、ふわっと美味しく作るための秘訣です。

ネギのみじん切りもよくマッチします。地鶏三昧の店「鶏家荘」の「菜脯蛋」がオススメ。厚みのある卵がふんわりして、まるでパンケーキのような見栄えです!

6。蔭鼓蚵仔

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牡蠣のモロミ炒め

ご飯が、進んで進んでしょうがない牡蠣料理です。豆鼓とネギ、唐辛子が重要です。唐辛子は種を除いてあるので、辛みは感じません。味の要点は、牡蠣に絡んだ豆鼓。蒸し魚やほんの少しの味のアクセントにも便利な豆鼓が、これほどまでに牡蠣にピッタリだとは!びっくりです。中華食材店では、100元ぐらいで瓶詰めが扱われているので、自分で様々な工夫をしてみるのも面白そうですね。有名台湾料理店「欣葉」の「蔭鼓蚵仔」は大変美味でした!

7。炒青葉

野菜炒め

どのレストランにもある野菜は空芯菜。最も単純で、日本人のファンもおおい野菜です。台湾人の感覚では、冬物は芯が固めでイマイチだそうです。台湾東部宜蘭の温泉空心菜は、芯が太くて、食感がしゃきしゃきで美味しいです。芯そのものが甘くて、芯をメインで食すための空芯菜。これ以外にも、香ばしいA菜や、ほうれん草、日本ではちょっとした高級品の豆苗菜等。台湾では、ヘチマも料理に良く使われます。ヘチマは、中国では「絲瓜」と呼ばれ、澎湖の長くて細めのものが美味しいとされています。

野菜炒めは、ニンニクはたっぷりで、他の調味料は塩以外にいりません。時間をかけずにサッと炒め終えるのが大切です。もちろん中華鍋は最大火力で温めましょう。野菜の色を引き立たせるために、水分を加える事もあります。野菜炒めの皿に液体が多く入っていても、油分だけでなく、大半が野菜から滲み出たものか、加えた水分ですので、ご心配なく。

8。鹹蚋仔

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(シジミのモロミ漬け)珍味としても人気の酒のおつまみ

本格的なメニューとしてではなく、小菜として扱われています。日本のしじみと比べて大変大きいです。生状態のものを漬物にしているだけなので、すぐにお召し上がりください。手づかみで食べて、貝をこじ開け、吸い込むように口に入れます。ニンニク、唐辛子、醤油の風味がバッチリ際立っています。ビールのアテには一番。「梅子」レストランでは、人気、お決まりの小菜として、常に用意されていますよ。

9。烏魚子

カラスミ

高価な食材としての知名度が高いボラの卵。台湾料理においては、希少な高級料理の代表です。お土産として手に入れて帰路につく人も大勢いますが、どう調理すれば分からず、せっかくの高級品なのに、勿体ない思いをしている人もいるのではないでしょうか?真空保存形式かつ味付け済みで、そのまま開封して切って食べる事が可能、というものも近頃は出回っているので、調理が億劫な方にはおすすめです。

調理が必要なものついては、まず薄皮を剥ぎ取り、ハケで米酒(なければ酒)を塗りながらじわじわと両面を焼き上げ、表面が固まるより先に、取り出して温度を下げ、ニンニクのネギの部位と大根の薄切りを添え物にして食べると、美味しいとされています。大人になってから美味しさが理解出来る、コレが好きな人は無類の酒好き、なんて事も言われています。

10。佛跳牆

ぶっ飛びスープ

愛称はズバリ「ぶっ飛びスープ」です。松茸、干し貝、ふかひれ、アワビなど14種にも及ぶ高級食材を使用し、4時間に渡り煮込み続けるスープです。台湾料理にもこのレベルの高級メニューが存在したなんて……気軽にススメめられないなあ……という一品です。ふかひれなどが盛り込まれた、高級な「仏跳牆」の味わいですが、実は結構あっさりとしています。ですが、食べてから上唇と下唇がくっ付いて、離れにくくなるような事も起き、「高品質のコラーゲン」を摂取できた、という事が身に染みて分かります。海と山の珍味を合わせて煮込むので、栄養の釣り合いもよく、滋養強壮にもよいメニューとして、薬膳料理として扱われる事もしばしば。タロイモや排骨(豚のリブ)も加えて煮込む事がよくあるのも、台湾的な部分かもしれませんね。